頒布品/OPT30124/R03R04

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OPT301[24], OPT3016U 実装済版マニュアル

概要

OPT301[24]はYM3012またはYM3014の代わりに取り付けることで音源LSIからの出力を光デジタル出力にします。同様にOPT3016UはYM3016に代わり光デジタル出力とします。

内容物リスト

  • 実装済OPT301[24]基板もしくは実装済OPT3016U基板
  • マニュアル(この文書です)
  • OPT301[24]のみ: 3014変換接続基板(実装済、ケーブル付)
  • OPT301[24]のみ: 3012変換接続基板(実装済)
  • OPT3016Uのみ: 3016変換接続基板(実装済)
  • 3012変換接続基板または3016変換接続基板用ケーブル

使用方法

以下YM3012, OPT301[24]の場合で説明しますが、3014,3016の場合も同様です。

  1. 機器の電源を切ります。
  2. 元回路のYM3012をソケットから取り外します。ソケット化されていない場合はYM3012を取り外してソケット化するか、ICクリップ等を使用してください。また、フラットパッケージであった場合もICクリップ等を使用しての接続としてください(写真4)。
  3. ソケットに3012変換接続基板を取り付けてください。向きがありますので間違えないようご注意ください(写真1)
  4. 3012変換接続基板と本体を付属のケーブルで接続してください。いずれも端子に印のある方が1番(茶色)となります。なお、3012(3016)変換接続基板用ケーブルは両端とも同じ端子で、どちらでも使用できます。(写真2,3)
  5. 本体の出力コネクタに光デジタルケーブル(角型、別売)を接続し、出力先の機器へと接続してください。
  6. 機器の電源を入れてください。

注意事項

  • 電源は5V専用です。オリジナルのYM3012,3014は10Vまで、3016は15Vまでのため、取り付け前に元の回路の電圧をご確認ください。
  • ご利用前に保護用の導電スポンジを取り除いてください。
  • OPT301[24]、OPT3016Uはそれぞれ対応したDACを使用する機器でのみ使用してください。
  • 変換接続基板ならびに入力コネクタには逆差し防止機構がありませんので取り付け時に向きを間違えないようにしてください。誤って取り付けると故障の原因となります。
  • 差し替えての利用の場合、元回路の後段の入力がオープンとなります。これが問題となる場合には回路に合わせ適宜処理してください。
  • 取り外すときはケーブルを引っ張らないでください。

(写真略)

写真1
丸を付けてある窪み、印が1番ピンを示します。いずれも写真左上側が1番ピンです。
写真2
印のあるところが1番ピンで、ここに茶色が来るよう接続します。
写真3
印のあるところが1番ピンで、ここに茶色が来るよう接続します。
写真4
ICクリップの取り付け例。ここでは1本だけ取り付けています。

接続(OPT301[24]) Connection table for OPT301[24]

括弧内はピン番号 Number in parenthesis means pin number

OPT301[24] ■1 2 3 4 5 6
5V0 Data Clock Latch-L Latch-R GND
付属ケーブル色
Wire color

brown

red

orange

yellow

green

blue
YM3012 Vdd(1) SD(4) Clockφ1(2) SAM2(5) SAM1(6) GND(8,16)
YM3014B Vdd(1) SD(4) φ1Clock(5) LOAD(3) GND(6)
YM3014B-F Vdd(1) SD(7) φ1Clock(10) LOAD(4) GND(12)
YM2203(OPN) Vdd(21) OP-O(23) φS(39) SH(22) GND(1)
YM3526(OPL) *
YM3812(OPLII)
Vdd(1) MO(21) φSY(23) SH(20) GND(12)
Y8950 * Vcc(33,64) MO(21) φSY(22) SH(20) GND(8,31,40)
YM2151(OPM) Vdd(22) SO(21) φ1(23) SH2(19) SH1(20) GND(1,11)
YM2164(OPP) * Vdd(22) SO(21) φ1(23) SH2(19) SH1(20) GND
YM2414(OPZ) * ** Vdd(22) SO(21) φ1(23) SH2(19)† SH1(20)† GND(1,11)

* 未テスト Not tested

** 3012使用モードの場合のみ may work in 3012-mode only

† TX81zではSH1とSH2が逆となっている模様 TX81Z seems SH1 and SH2-are connected invertedly

接続(OPT3016U) Connection table for OPT3016U

括弧内はピン番号 Number in parenthesis means pin number

OPT3016U ■1 2 3 4 5 6
5V0 Data Clock Latch-L Latch-R GND
付属ケーブル色
Wire color

brown

red

orange

yellow

green

blue
YM3016 Vdd(1,3) SD(4) Clock(5) SAM2(7) SAM1(8) GND(2)
YM2608(OPNA) Vcc(62) OPO(31) φS(64) SH2(30) SH1(29) GND(1,32)
YM2610(OPNB)
YM2610B *
YMF286-K
Vcc(19,62) OPO(31) φS(64) SH2(30) SH1(29) GND(1,18,32)

* 未テスト Not tested

諸元

電源電圧
5V ±5%
消費電流
約20mA (実測値。個体により異なります)
出力形式
光デジタル、48kHzステレオ (3014の代わりとして使用する際は中央)なお、データ取り込みは96kHzで行われ、2サンプルの平均を出力します。

寸法図 Dimensions

(略)